スペインタイルについて

スペインタイルって?
スペインのタイル文化は、8世紀初頭に北アフリカからイスラム教徒によって、イスラム建築と共に持ち込まれたのが始まりです。
タイルの絵柄は、アラベスクや幾何学模様が主でした。
太陽の国スペインは土にも恵まれていたため、やがて国内での生産が盛んになり、スペイン独特のデザインでも作られるようになりました。
タイルは、現在もスペインの日常生活に自然と溶け込んでいます。
住宅やお店の内装外装に使ってあるのはもちろんのこと、装飾、看板や表札、道案内、公園のベンチなど、あらゆる場所にタイルアートが存在しています。

スペインタイル/クエルダセカ技法-cuerdaseca-
〜タイル表面が、凸凹しているのが特徴です〜

カーボン紙でタイルに写したデザイン画の上から、鉛筆又はオイルを混ぜた顔料で(写真は鉛筆です)輪郭をなぞります。

スポイトや筆を使って、輪郭の中に釉薬を流し込んでいきます。

すべて流し終えたところです。鉛筆の線は炉で焼くと消えて、元のタイルが見えます。

焼成後、鮮やかな色に仕上がります。

鉛筆やオイル顔料の線が凹に、釉薬の部分が凸となり、モザイクタイルのように見えます。
スペインタイル/マヨルカ技法-mallorca-
〜白いキャンパスに水彩画を描くように、筆で描きます〜

素焼きタイルに白い釉薬をかけます。まるで白いキャンパスのようです。

トレペと木炭粉を使って、タイルにデザインを写します。

顔料と筆で絵付けをします。

絵付けが終わったところです。

ぽわ〜んとしていた色合いが、焼成後、はっきりと仕上がります。
